2018/04/06

ダブルスは、はっきり言って優勝しなければ意味がない。
優勝のポイントがないと、全日本ベテランに出るためのポイントに加算されないんです。
たった4組で優勝するまでは2試合でしたが、この2戦を必ず勝たなければ、仕事を休んで高い遠征費をかけて出場した意味が、なくなってしまう。
こう考えるととてもプレッシャーを感じる場面ですが、先にシングルスにも出て環境やコートには慣れたし、
いろんな対戦をこなしてきた信頼するパートナーと一緒ということもあって、それはかなり緩和されました。
初戦は、6-1、6-1。
相手は組み慣れてないペアで、うまくペアリングが機能してないようだったので、取りこぼすことなく勝つことができました。
決勝戦は、最近組み始めたものの個々では勢いのあるペアでした。
私は今までで最長の遠征日程と、暑い中連日観戦していたこともあり、少し疲れてきていたようです。
序盤からショットが安定せず、相手の出方を見過ぎていたように思います。
スコアはリードしたりされたりと、気を許せないポイントが続きました。
このセットを取り切ることができたのは、気持ちで持ち直すことができたからだと思います。
自分のプレイがいつも通りでないことはすぐ気がついたので、
今しなければならないのは、自分のプレイをすること。
でも、焦る気持ちがあったり相手を脅威に思ったりすると、
自分を取り戻すのが難しくなったりします。
ここで大事なのは、自分を信じること。
自分さえ取り戻せば、なんとかなる。
という事に集中して、1ポイントずつを取っていきました。
それがうまく作用して、第一セットは 7-6(5)で取ることができました。
こうなると、あとは油断せずにプレイする事に集中です。
第二セットは、6-3で取り切りました。
日頃メンタル面に気をつけてプレイしている私ですが、
それでも崩れるときはあります。
しかし今回のように、勝つチャンスが十分にあり準備がしっかり出来ていると、結果を逃してしまう。ということはなくなりました。
実力を出すことができれば、納得のいく結果が出てきます。
メンタルを崩して負けてしまうと、とても悔しい思いをします。
後悔の残る結果を出すことのないために、私自身も
引き続きトレーニングを続けていきたいと思います。
私事ではありますが、1プレイヤーとしての経験が何かの参考になればと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。