2018/04/06

④元の自分のプレーを思い描きましょう
さて、故障した箇所もだんだん回復してくると、
元の状態との動きのギャップが気になってくると思います。
故障している時は、
痛い箇所をかばった動きになっていますよね。
痛くなくなってきたからといって、
元のようなプレーが出来るというものではないと思います。
ボールを打つまでの初動やタイミングの取り方、打点等、
1つ1つ確認をするための基礎練習が必要になってくるでしょう。
十分動かせるようになれば、
元のプレーとのギャップに焦ったくなるかもしれません。
しかし、もう一息です!
ここで焦ると、中途半端な仕上がりになったり
妥協したフォームになったりします。
目指すフォームやプレースタイルをしっかりイメージして、
のびのびとプレーしている自分を思い描いて
練習に取り組みましょう。
長期間がんばってきたプロセスを経た選手は、
さらに精神的に成長していると思います。
完全に故障が治らなかったとしても、
その状態で頑張れる精神力がついたのではないでしょうか。
故障した時や治療の最中は、競技を続けていくのかどうかも
選択しなければならない場面もあるかもしれません。
しかし続けると決めたのであれば、
追い詰められたどん底の気持ちで回復を望むのではなく、
気持ちに余裕を持って復帰に向けて取り組んでほしいと思います。
そんな時にも、メンタルトレーナーは寄り添いますよ(^ ^)